ミスッタ!?サマータイム

いっちゃん

筆者は最近USB接続方式のスキャナを買って、その設定のためWindows98をインストールし直した。するとその途中、「地域の設定」というのがあり、「日本」以外の国を選ぶと、

夏時間の設定にする

とかいうチェックボックスがウンチャラカンチャラ書いてあったのだ。
「そういえば」と思った。実をいうと日本もそのうち「サマータイム」(注1)なるものが、21世紀になるかならないかという時期に導入される可能性があるらしいのだ。昼の長い夏季に時計を1時間進めると、例えば

夏季に時計を実際より1時間進めた場合
日の出 日没 起床 出社 退社 就寝 日の出〜起床
(無駄な日照)
退社〜日没
(アフター5)
日没〜就寝
(必要な照明)
実時刻 4:30 19:30 7:00 8:30 17:00 23:00 2:30 2:30 3:30
サマータイム 5:30 20:30 1:30 (-1:00) 3:30 (+1:00) 2:30 (-1:00)

と、照明のエネルギーが減るという。現在では欧米を中心に多くの国で実施されていて、

といった効果が指摘されている。それ以外にもオイルショックなどの対策として一時的に導入したり、近隣諸国に合わせるために導入したり(注2)、といったものもある。

日本でも戦後の一時期にGHQの支配下で実施されたが、農村主体の風土に合わず評判は非常に悪かったようで、長らくは導入に反対の意見のほうが、特に年配の国民の間で圧倒的に強かった。しかし最近の地球温暖化問題の深刻化によって、多くの国民が必要と思うようになった。


……にゃーるほど、いろいろやってるよーですが、サマータイムだかサンマタイムだか知らんけど、それって早い話が「時刻の書き換え」でっしゃろ?いやに不自然じゃあーりませんか?

せっかく太陽の南中(注3)を昼の12時と定義して、神様がそれを認めて下さっているのに。それを勝手に午後1時にするとはなんちゅーこった!(。_°)☆\(‘_'#)自然破壊がどーのこーのっていってるけど、サマータイムは立派な自然破壊デス!農業や動物園とか自然現象を相手にしているところでは、その人間の定めた「勝手」な時刻が自然に対して通用しないだろうから、実時間で行動することになろう。すると人々の時刻の概念が狂うのは目に見えている。

また夏季に限定して時刻をずらすわけなので、その切り替えで時差ぼけ体調不良といった問題が発生することは避けられない。これはコンピュータで特に深刻である。ただでさえ我々は2000年問題にキリキリ舞いしているというのに、そこへ時刻設定の変更などとやったら混乱を起こすおそれがあるのは当たり前。

ほかにも、筆者の反対理由ではないが、次のような問題も挙げられている(注4)

それに第一、ただ時刻を書き換えているだけであり、人々の生活リズムに直接メスを入れているわけではない。だから、人々がそのつもりになって

「どうせ今はサマータイムだから、実時間にすると1時間繰り下げ。遅くたっていーんだろな。」

と、勤務先のフレックスタイム制(注5)を「悪用」したり、大学で1限の授業をとらなかったりという手口で、実時間に合わせて夜更かし・朝寝坊をする人がいる可能性があり(注6)、それにずるずると引きずられては元の黙阿弥。これでは何の為のサマータイムだか分からなくなってしまう。


そもそも、この問題はただ日の出とともに起きて、日の入りとともに寝るようライフスタイルに変更すればいいだけのハ・ナ・シ。大体、人間が文明の発達により夜型になってしまったことが話をおかしくしている。「日の出とともに起きる」その原点に立ち返ることこそ、本当は必要なのではないか?
ということで、またもとんちんかんな政策の提案が始まるのだナ、コレガ(^^;)。実はネ、今回は一言で済んでしまうんですヨ。ズバリ申し上げましょう。

時計の時刻設定を変更することなく、1年を通して生活時間の殆ど全てを1時間(?)前にずらす!!

これは時刻を全くいじくらないし、また季節による切り替えがないので、コンピュータが誤動作することはまずないし、何よりも時刻設定は常に太陽の南中に完全にマッチしている。ただ我々は、従来のパターンをすっぱり捨てて、

いっちゃん案による夏季の生活時間の変化
日の出 日没 起床 出社 退社 就寝 日の出〜起床
(無駄な日照)
退社〜日没 日没〜就寝
(必要な照明)
現在 4:30 19:30 7:00 8:30 17:00 23:00 2:30 2:30 3:30
改正後 6:00 7:30 16:00 22:00 1:30 (-1:00) 3:30 (+1:00) 2:30 (-1:00)

などと時刻概念を完全に変えてしまえさえすればよいのだ。そのために、人々の生活時間に支配的な学校や交通機関、マスコミがまず全てを1時間早め(注7)、それに合わせて人々が生活時間を前にずらすようにする。

「で、冬はどーすんの?日が昇る前に起きろってんのか?」

いっちゃん案による冬季の生活時間の変化
日の出 日没 起床 出社 退社 就寝 日の出〜起床
(無駄な日照)
退社〜日没 日没〜就寝
(必要な照明)
現在 7:30 16:30 7:00 8:30 17:00 23:00 0:30 -0:30 7:30
改正後 6:00 7:30 16:00 22:00 -0:30 (マイナス!) 0:30 (+1:00) 6:30 (-1:00)

ははは、確かに。つまりそーゆーこと(^^;)。でもよーく見てね、出社した時には絶対に夜が明けてるし、「お見事!」出社から退社までが昼の時間帯にすっぽり入ってるじゃん。
それに、日没後に長く起きてて自然だというのなら、日の出よりちょっと早く起きたって全然不自然じゃないはず。
……え?遠距離通勤(注8)?あー、そー。じゃ、行き帰りの電車の中で睡眠時間稼ぐんだね。座れなきゃつり革につかまって派手に舟をこぎ、座ってる誰かの上に倒れこみそうになれば誰かしら席譲ってくれるって。(。_°)☆\(‘_'#)

あえて「サマータイム」というのを設定するとすれば、「昼寝」を含むブラジル風(注9)のやり方を提案したい。これは鉄道会社やテレビ局は何もせず、あくまで会社や学校などが自由裁量で例えば

いっちゃん案による夏季の生活時間(休憩が入った場合)
日の出 日没 起床 出社 休憩30分
(昼寝)
退社 就寝 日の出〜起床
(無駄な日照)
退社〜日没 日没〜就寝
(必要な照明)
通常 6:00 18:00 6:00 7:30 - 16:00 22:00 0:00 2:00 3:30
夏季 4:30 19:30 5:30 7:00 13:00前後 16:00 22:00 1:00 3:30 2:30

などと設定する。総拘束時間は延びるが労働時間は変わらない。
「昼寝の時間に日照を捨ててるから無駄ではないか」というご意見もあろう。しかしこの時間帯は最も冷房の電力消費が多い。ここを最も冷房を必要としない方法=「昼寝」で過ごせば、かえって省エネだと思われるが。


結局はサマータイムとは、人々の生活時間と太陽の日周運動とのずれを直して、日光をより有効に使うというわけである。地球環境の保護という観点では有意義である。
しかし何だかミスってるような気がする。自然に逆らった夜更かし朝寝坊の生活で地球を壊して、やれ大変だと自然に逆らう時刻設定にして、「これで環境保護に貢献してますよ」とは、いい結果は出ているかもしれないが疑問である。
それならば、とばかりにまたも突拍子もない提案をしてみましたが……いかがでございましょうか?皆様のご意見をお待ちしております。

そこの永田町の国会議員のセンセイがた、今地球温暖化防止策の会議をしてるんでしょう、そんな環境を壊すことしていいんですか?……(-_-)Zzzz…コラ、起きろっちゅーに! 「どこが?」その冷房ですョ、せめて25℃にして下さいネ。それからそのネクタイ、暑苦しいから外して下さいョ。そんなもの無理につけてるから、無駄に冷房することになるんだから。あとそこのドライバーの方、いくら暑いからって、冷房の為に車をアイドリングにして昼寝するのはやめましょうね。
……どうもサマータイムなんかよりも前に、日本には環境対策としてやらなければならないことが山積みのようである。

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